Moonlight Forest

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一期の夢に  等伯展

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ホソバイヌビワ クワ科





 
花野だった ゆったり 風が渡ってゆく 
その光景は ただそこにあって 踏み入ることを許してくれて
萩薄図屏風 
左隻には 薄と丈高い秋草の 紫苑だろうか 右隻は 白萩 
400年の時空を超えて 等伯と出逢う瞬間






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遅桜






屏風の所蔵を見ると 実家の菩提寺
不思議な所縁を感じて なんだか うれしくなる
父は この屏風を見たのだろうか
もっともっと話したかった 
話し足りなくても 生きていれば いつかまた逢える
父の新たなコトバを聴くことは もう叶わないんだ 
だけど この日は すぐそばに父を感じた






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意外なほど小さいけれど 利休像の迫真
楓図壁貼付 松に秋草図屏風 洗練と卓抜

猿の タイトルは なんだっけ
ふはふはと つい触ってみたくなるようなお猿さん
動物園に居た あの手長の猿に似ている かなり 
父猿母猿そして子どもの猿 まるで聖家族







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ハルユキノシタ 


 




能登から京へ出た等伯は 利休のバックアップで
秀吉の目に止まり 狩野派のライバルとして一気に頂上へ
だが その最中 後継の息子を失うことに

ひかりが強ければ強いほど 闇は濃く深い
願っても 留まるものは ひとつとしてなく







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山吹

 





松林図屏風
余白 余韻 幽玄 見えないものを感受する 
これは 詩歌へつながる憧憬だ

動線やザワメキは いつか潮騒のように引いてゆき
わたしは いっぽんの淡墨の松になる
あのとき あけがたの靄の中で 
ひとり彷徨う等伯の後姿を 見たのは
畳まれた屏風の中の 一期の夢だったのか  







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森の環











The Kyoto Botanical Garden










*

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by izayoi_forest | 2010-04-28 22:43 | review

穀雨 Saudade

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芽吹き





薄曇り ときどき 囀り 
だけど どこか明るくて
ふと つぶやきたくなる
そんな穀雨の午後





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九輪草






どんな つぶやきを?
それは まだわからない
未知の船出だから





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雪餅草






素顔展のあと 空っぽになった
娘に アウトプットばかりだと そうなる
ママには インプットが必要
うん そうやねぇ サンクス^^v

全身全霊で過ごした日々は
いまも 遙かに まぶしくて






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フウの実






ふた月ぶりの森を歩く 獣のように^^
春深み いつしか姿を変えて
草木たちが 迎えてくれる
切なくも 懐かしい この感じ
サウダージSaudadeって 言うのかなぁ






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二輪草






さて こちらは。。





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野葡萄の花 だと思はるる^^* チガイマスカ??











The Kyoto Botanical Garden

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by izayoi_forest | 2010-04-20 17:37 | essay